夏の妊活に必要な、暑さと冷えの対策!
まだ梅雨でジメジメした日々が続いていますが、梅雨ももうすぐ明けると、暑い夏の時期に入ってきます。
暑い季節はもちろん暑さ対策は必要ですが、それと同時に冷えの対策も必要になります。
夏はエアコンが効いた涼しい部屋で過ごす事が多く、食べるものも体を冷やすものが多くなりがちです。
旬の夏野菜は体を冷やす食べものが多いですし、氷や冷たい飲み物、アイスなどを食べる機会も格段に増えますね。
暑いので浴槽に浸からず、シャワーで済ますことも多くなるのではないでしょうか。
女性の体は男性に比べると、冷えやすいと言われています。
女性は男性に比べて筋肉量が少ないため、代謝など、自分の体で熱を生み出せる量が少ないという特徴があるからです。
外の気温が高くても、涼しい部屋の中で冷たい食べ物を食べる事が多いと、体の代謝は下がります。
代謝が落ちると熱を産生しにくくなり、結局冷えにつながることに。
生理周期のタイミングによっては、冷えが原因で自律神経や女性ホルモンのバランスが乱れることがあります。
これにより卵巣や子宮の機能の低下、生理周期の乱れも引き起こすので、妊活中の女性は特に気をつけていきたいポイントです。
ただ、冷やさない事だけが良いという訳ではありません。
夏は上手に涼しさを取り入れることと、冷やさないことの両方が大切です。
その中でも夏冷えで注意したいポイントをお伝えしていきます。
まず、暑さは我慢せず、早めにエアコンを付けることが大事です。
身体を冷やさないことに注意し過ぎるあまり、冷えの前に熱中症になってしまっては元も子もありませんよね。
その際に気をつける点は部屋を冷やしすぎないこと。
設定温度を低くし過ぎると、身体の冷えだけでなく、外の温度との差がありすぎて自律神経の乱れにも繋がります。
外気温との差は5℃くらいの設定にし、冷房が効いた部屋では薄手の上着を一枚羽織るなどの工夫しましょう。
夜間のエアコンはつけっぱなしでも良いですが、風量を弱めにして、体に直接風が当たらないようにすると体への負担が少なくなりますよ。
オフィスなどで自分で温度設定や風量が調整できないところでは、腹巻きをしたり、厚手の靴下を履くなどの工夫も必要になってきます。
次に食事については、冷たいものを摂り過ぎないことが大切です。
冷たいものが体内に入ると、胃・腸など消化器官が冷えた状態になります。
そうすると全身の血液が消化器官に集中的に集まるので、体がだるさを感じたり、疲れやすくなります。
食べた直後は冷たいという刺激が脳に伝わり心地よいですが、その後に徐々に免疫力低下にもつながります。
旬の果物や野菜は栄養価も高く美味しいので是非味わいたいもの。
しかし、夏が旬の食べ物は基本的に体を冷やす食べ物が多いので、食べすぎに注意して適量を摂り入れるようにしましょう。
氷やアイスクリームは体を冷やす食べ物ですが、夏のお楽しみのひとつ。
我慢ばかりではストレスが溜まってしまうので、冷たい夏のスイーツもたまには味わいたいですね。
冷たいものを食べるのも暑さ対策のひとつ。
食べ物で上手に涼さを取り入れつつ、体を冷やし過ぎないよう、うまくバランスを取ることが大事です。
暑さや冷えで体がダルいと感じた時は、半身浴で湯船に浸かると効果的です。
体全体を直接温めることができ、全身の血液の循環が良くなります。
リラックスにもなり、自律神経のバランスを整える効果もあるので特に妊活中はおすすめです。
暑い時期はついついシャワーで済ませがちですが、たまには湯船に浸かってみてくださいね。
暑さと冷えの両方の対策を工夫して、快適な妊活ライフをお過ごしてください。
《不妊治療を繰り返し失敗されている方へ》
少しでも妊娠の確率を上げる取り組みがあることを知っていただきたいと思います。
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